開催要項
よみがえる漢王朝 2000年の時をこえて
1999年6月22日(火) 〜 8月22日(日)
趣旨
中国漢の首都である長安城は、解放後積極的に調査が行われてきた。今年度からは、奈良国立文化財研究所と中国社会科学院考古研究所が、国立の機関としては初めて、共同発掘調査に着手している。今回の企画展示では、この発掘の成果を中心としながら、秦の始皇帝と卑弥呼の時代にはさまれた、約400年にわたる漢時代の文化を4つのテーマにそって展示し、漢の文化と日本古代文化の深いつながりを考える。
展示構成
佐原館長のひとこと解説カード
展示場で好評です!
資料
漢は、建国の祖(高祖)劉邦が紀元前202年に皇帝の位についてから、第7代武帝の時代に最盛期を迎え、紀元後5年に外戚である王奔に政権を奪われるまでを「前漢」と呼び、 光武帝が再興し、220年に魏によって滅ぼされるまでを「後漢」と呼んでいる。本企画展示でテーマにそって展示する資料は、この両時代の中でも代表的な遺物であり、歴史研究にとっても価値が高いものばかりである。
歴博における展示
今回中国の資料を利用しつつ、歴博所蔵の資料を活用して、漢文化が日本列島に与えた影響に焦点をあてた展示も加味する。
展示は、「Ⅰ 都城と都市生活」 「Ⅱ 人々の生活」 「Ⅲ 軍事」 「Ⅳ 墓と他界観」の4つのテーマに分ける。
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関連の催し
歴博講演会
第186回歴博講演会 「漢代の都城と日本の都城」
日時 | 第187回歴博講演会 「漢の帝王陵と日本の大王墓」 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
講師 | 仁藤 敦史 (国立歴史民俗博物館) |
第187回歴博講演会 「漢の帝王陵と日本の大王墓」
日時 | 7月10日(土)13:30〜 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
講師 | 白石 太一郎 (国立歴史民俗博物館) |
第188回歴博講演会 「考古学からみた漢王朝」
日時 | 8月14日(土)13:30〜 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 講堂 |
講師 | 李 毓芳 (中国社会科学院考古研究所) |
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