3 鳥形木製品
鳥に対する信仰は,基本的には稲作文化の渡来とともに大陸からもたらされたと考えられます。その意味では大陸系譜ということもできるでしょう。しかしながら,鳥形木製品は文化受容の玄関口となった北部九州からはあまり出土せず,近畿・東海地方から数多く出土する傾向があります。このことから,鳥形木製品を用いた祭祀は,日本に伝わった以降のところで,弥生文化の中で独自の展開をしたと考えることもできます。(山田)
参考文献
・山田康弘1996「鳥形木製品の再検討」『信濃』48-4

2014 国立歴史民俗博物館