開催要項

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朝鮮軍陣図屏風 部分 (鍋島報效会所蔵) |
開催期間 | 2000年10月3日(火)〜11月26日(日) |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 企画展示室 |
入館料 | 一般:当日1200円 団体900円 ※上記の入館料で常設展もあわせてご覧になれます。 |
開館時間 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし、10月9日は開館。10月10日は振り替え休館) |
主催 | 国立歴史民俗博物館 |
後援 | 文化庁 |
交通案内 | 会期中の土・日・祝日はJRと京成佐倉駅から無料送迎バスを運行します |
趣旨
城は日本の各地に4万もあるといわれ、多くの人にとってなじみの深い遺跡です。 これらの城跡がもっとも激しく発展した、今から約450年前の16世紀は、中世から近世へ、政治や社会の仕組みが大きく変わった激動の世紀でもありました。
戦国期には、村や町、寺院など社会のさまざまな組織が城を築き、やがて織豊政権による天下統一の中で新たな秩序が成立すると、城は大名のもとで急激に統合されていきました。 この結果、幕藩体制の確立とともに規格化された城 “織豊系城郭”が、近世の城として全国に展開したのです。
遺跡が示したこの戦国の城から近世の城への変化の過程は、まさに天下統一の実態を物語るものといえます。 戦国・織豊期は、軍事的な編成が社会の編成をリードした特徴的な時期です。 そして、そのような時代の中で、どのような城が出現したか、ということは単に軍事的な意味を越えて、当時の人びとが、どのような政治や社会を目指したのかを反映しています。 また、城はしだいに城下の都市と一体のものとして建設されるようになっていきました。
そしてついには江戸をはじめとした大都市を生み出しました。 つまりこの時代の城を問うことは、現代の都市の基礎となった近世都市の成立をさぐることにもなるのです。 本展では、こうして城を主題に、地域性・戦い・技術の伝播などの視点から、城が示す時代の変化を明らかにしていきたいと考えています。
また、当博物館は、すぐれた織豊系城郭としての特色を備えた佐倉城の城跡のある、佐倉城址公園内にあります。 そこで、実際の城跡のポイントにも解説版を設けて、展示で学んだ城郭知識を佐倉城を探訪して体感することができます。
展示構成
図録のご案内
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図録「天下統一と城」 定価:2000円 / 送料:380円 |
- 図録及び販売物についてのお問い合わせ
- 財団法人 歴史民俗博物館振興会
電話:043-486-8011(9時30分から17時00分まで) / E-mail:shop@rekishin.or.jp