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開催概要植物苑のサザンカのようす図録のご案内

開催概要

冬の華・サザンカ
開催期間2006年11月14日〜12月26日

『冬の華・サザンカ』を11月14日から12月26日まで展示いたします。花の状態により展示期間は変ることがあります。 くらしの植物苑では、2001年から『冬の華・サザンカ』として展示をしてきました。苑ではサザンカ・ハルサザンカ・カンツバキ・タゴトノツキ群・ユチャなど150品種を栽培しています。また苑内には地植えでヤブツバキ・チャなどをみることも出来ます。これらの中には、古典菊と同じように、肥後サザンカ・江戸サザンカと呼ばれるものがあります。

開催期間 2006年11月14日〜12月26日
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑

植物苑のサザンカのようす

12月21日更新

会期は26日(火)までですが、ハルサザンカ・ツバキ・九州南部に分布するリンゴツバキ・沖縄以南に分布するヒメサザンカなどを御覧いただけます。

カンツバキ群:絞昭和の栄

ハルサザンカ群:古金欄

ハルサザンカ群:宝塚

ヒメサザンカ

12月14日更新

ハルサザンカが咲き初めてきました。

東牡丹

六歌仙

蜀紅錦

銀竜

12月7日更新

今回は肥後サザンカを紹介します。

銀月(ぎんげつ)

桜月夜(さくらづきよ)

色も香も(いろもかも)

緋の司(ひのつかさ)

11月30日更新

くらしの植物苑に入ってすぐの温室には、江戸サザンカ・肥後サザンカ・カンツバキ群を、奥の温室には、サザンカ群・ハルサザンカ群を展示しました。

江戸サザンカとは「茶梅花大集」(1989)などに記載されていた花のことです。肥後サザンカは、肥後(熊本)で門外不出として品種改良を重ねてきたことにより、他では見られない独自の品種群がつくられ、保存されていました。歴史的な意味で1つのグループを形成していたそれらを植物学者・三好学は肥後サザンカと命名しました。

今回は江戸サザンカの一部を紹介します。

「古今要覧稿」(1841)に記録があり、明治以降「神國紅」や「御國紅」などの漢字があてられたこともありました。江戸サザンカです。

「茶梅花大集」(1898)に記載があります。江戸サザンカです。

「茶梅花大集」(1898)に記載があります。江戸サザンカです。

「茶梅花大集」(1898)に記載があります。江戸サザンカです。

11月16日更新

冬の華・サザンカ展がオープンしました。古典菊と開花期が重なるため、同時期の開催になります。温室2棟でサザンカ群、カンツバキ群などの展示を行なっています。サザンカはサザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群、タゴトノツキ群に分けられます。サザンカ群では「稲妻」「磯千鳥」「花自慢」「三頭咲き」、カンツバキ群では「曵馬乙女」「群小蝶」「重ね扇」「秋の粧」、タゴトノツキ群では「銀宝」が咲いています。

サザンカ群

稲妻

磯千鳥

花自慢

三頭咲き

カンツバキ群

曵馬乙女

群小蝶

重ね扇

秋の粧

タゴトノツキ群

銀宝

11月9日更新

自生種のサザンカ

都姿(サザンカ群)

皇玉(カンツバキ群)

白楽天(肥後サザンカ)

敷島(肥後サザンカ)

宝塚(ハルサザンカ)

図録のご案内

冬の華・サザンカについては、2001年に本館の展示関連として図録が刊行されています。(財)歴史民俗博物館振興会にて販売しています。

くらしの植物苑関係の図録・絵葉書等の刊行物についてのお問い合わせ
財団法人 歴史民俗博物館振興会
電話:043-486-8011(9時30分から17時00分まで) / E-mail:shop@rekishin.or.jp