ニホンカボチャの一種で、京都地方で栽培されています。カボチャは、「果柄が果実に接する部分の形」「葉形」「葉片の形」で、セイヨウカボチャ、ニホンカボチャ、ペポカボチャの3種に区別できます。鹿ケ谷は縦溝がはっきりせず、形状がヒョウタン型なので覚え易い品種です。
ジュズダマによく似ていて変種とされます。穎果はホウロウ質の苞にくるまれますが、ジュズダマと違い指で押せは割れるほど柔らかいです。東南アジアでは、精米して常食とする所もあります。栄養価は高く、精米したものを「よくいにん」といいます。写真の黄色は雄花序です。
遅れていた正木系統の花が咲いてきました。その中の大輪系統の花はどこに出そうかと思うくらい咲き出しました。昨年歴博で発見された突然変異体の無弁花も咲いています。無弁花については『伝統の朝顔』ページをご覧ください。
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変化アサガオの出物系統、管弁獅子咲牡丹の花です。8月8日から9月3日まで,特別企画『伝統の朝顔』展を開催いたします。詳しくは「伝統の朝顔」紹介ページを御覧ください。
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