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開催概要展示内容および主な展示資料関連企画

開催概要

縄文時代のはじまり-愛媛県上黒岩遺跡の研究成果-
開催期間2007年1月17日(水)~2月25日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 れきはくプロムナード
開催期間 2007年1月17日(水)~2月25日(日)
主催 人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館

歴博共同研究「愛媛県上黒岩遺跡の研究」(代表 本館研究部考古研究系 春成秀爾、平成16~18年度)の研究成果をとりまとめ、研究展示を行います。現 地測量調査、遺物整理、調査記録・写真整理、周辺環境調査、遺物のレプリカ法観察結果、年代測定の研究成果を示します。 愛媛県久万高原町教育委員会・慶應義塾大学などより借用した上黒岩遺跡出土品と、本館所蔵の資料を一堂に展示します。併せて、愛媛新聞社が調査当時に報道 した記事や愛媛県歴史文化博物館収蔵の調査時の写真記録をパネル展示します。

展示内容および主な展示資料

(久万高原町教育委員会、愛媛県 教育委員会、慶應義塾大学など、及び本館所蔵資料)

上黒岩遺跡出土

石偶(線刻礫)11点
その他装飾品10点
動物骨30点 
石器200点(有茎尖頭器、石鏃、砥石、スクレーパー、石錘ほか)
土器100点(隆線文土器、無文土器、押型文土器、条痕文土器、前期・中期土器)

参考資料

  • SFC遺跡出土土器・石器30点(有茎尖頭器20点・土器10個体) 
  • 写真パネル(久万高原町及び愛媛県所蔵パネル20枚) 
  • 新聞記事(愛媛新聞社、14件) 
  • これまでの概報・略報等の書誌(4~5点)
  • 調査研究資料(当時の日誌、図面、今回作成の図面等 4~5点)

石偶(線刻礫)

有茎尖頭器

隆線文土器・尖頭器・矢柄研磨器

石偶(線刻礫)

展示解説(ギャラリートーク)

ギャラリートークでは、れきはくプロムナード会場において、 上黒岩遺跡の共同研究に係わった研究者が、展示資料および研究成果の解説を行います。どなたも自由に参加いただけますので、下記の開催時間に会場前(当館 地下1階 れきはくプロムナード(入館者図書館横)、通常入館料必要)にお集まりください。

日程 時間 題目
1月17日(水) 10:00~11:00  オープニング・展示解説
綿貫俊一(大分県埋文センター副主査)・兵頭勲(愛媛県埋文センター調査員)
13:00~14:00 綿貫俊一(大分県埋文センター副主査)・兵頭勲(愛媛県埋文センター調査員)
1月21日(日) 14:30~15:00 小林謙一(本館研究部助手)
1月27日(土) 13:30~14:00 小林謙一(本館研究部助手)
2月3日(土) 13:30~14:00 遠部慎(本館研究部技術補佐員)
2月11日(日) 13:00~13:30 遠部慎(本館研究部技術補佐員)
2月18日(日) 13:30~14:00 小林謙一(本館研究部助手)
2月24日(土) 13:30~14:00 小林謙一(本館研究部助手)
2月25日(日) 13:30~14:00 春成秀爾(本館研究部教授)

第58回歴博フォーラム

日時 2007年1月20日(土)10時~16時30分
会場 国立歴史民俗博物館 講堂
題目 「縄文時代のはじまり-愛媛県上黒岩遺跡の研究成果-」
パネラー 本館研究部考古研究系 助手 小林謙一ほか

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