開催概要
平田国学と千葉県
2005年7月1日(金)~8月28日(日)
会場 | 国立歴史民俗博物館 れきはくプロムナード |
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開催期間 | 2005年7月1日(金)~8月28日(日) |
当館では、去る2004年10月13日から12月5日まで、特別企画「明治維新と平田国学」展を開催いたしました。期間中に多くの方々から史料や情報提 供を受けることができたことにより、特に千葉県は篤胤没後の幕末維新期においても、重要な役割を果たしていたことが明らかになりました。
そこで、れきはくプロムナードにおいて「平田国学と千葉県」をテーマとした展示を開催します。千葉県における6名の門人を取り上げ、その業績や思想、著 作を実物とパネルにて紹介いたします。
展示構成
1 はじめに
・気吹舎(いぶきのや)入門者の国別・年次別表(解説パネル)
・平田篤胤(あつたね)・銕胤(かねたね)下総上総遊歴地図(地図パネル)
2 千葉県の平田門人
(1)宮内嘉長(下総国銚子町)
- 「天石笛之記」(実物)
(2)宮負定雄肖像(写真パネル)
- 宮負定雄死去につき平田銕胤悔状(実物)
(3)大高善兵衛(上総国富田村)
- 平田篤胤宛大高善兵衛書状(実物)
- 「(平田篤胤添削の)大祓詞正解」(写真パネル)
(4)弓削春彦(上総国中原村)
- 弓削春彦著「霊祭祝詞」への篤胤添削(実物)
- 弓削の依頼により文政7年に篤胤が書いた大工祭神名及び詞書(パネル)
(5)立野良道(上総国引田村)
- 立野良道写真(写真パネル)
- 立野良道著「役儀家言」要旨(解説パネル)
(6)高木英一郎
- 高木が紹介した田中正造の写真(写真パネル)
- 田中正造が入門した時の誓詞帳(実物)