小川通りの店屋の軒先に座り込んで、町家の主婦らしい女性に魚を売る振売りの男。『七十一番職人歌合絵巻』にも女性の「いおうり(魚売り)」が描かれている。共に、先に鈎(かぎ)の付いた魚を持ち上げる棒を持っている。