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洛中洛外図屏風(歴博甲本) 【 仕 事 ・ し ぐ さ 】
 

 
 26. 鳥刺し (右6)

 紅梅にとまった小鳥を、鳥もちを塗った竿(さお)で捕らえようとしている。かたわらには、鳥籠(かご)を抱えた子供がいる。『三十二番職人歌合絵巻』には「鳥さし」が「うくひす(鶯)飼」と対で描かれており、本屏風にも小鳥を鳥籠に入れた図像は随所に見られる。

  


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