下京の東洞院通りを南へ歩く三人連の山伏。修験者がかぶる兜巾(ときん)という小さいずきんを付け、二人目は斧を、三人目はおうごに付けた荷物を持っている。なお、向こう側の四条坊門通りとの角にある店は、ハサミと櫛の看板を出しているので、床屋である。