足利尊氏が夢想疎石を開山として興した臨済宗寺院。尊氏の死後、その法号を取って等持院と号し、天龍寺の末寺となった。足利氏歴代の廟所で、十刹の一つ。門前には頭巾の僧侶や柴売りが描かれている。貼り紙の「とうしじ」は誤りで、右隻第4扇にある等持寺に「とうちゐん」の貼り紙がある。