平安時代に栄えた法観寺の五重塔。いくどか焼亡・再建され、足利尊氏によって山城国の利生塔にあてられた。ここに描かれているのは、1440年(永享12)に足利義教によって再建された現存の塔で、東山の名所の一つである。