平安京の西洞院大路に相当する南北路。ここでは、西側(上)には幕府が門を開き、東側(下)には大心院がある。幕府の門からは被衣(かづき)をかぶった女房衆が外出し、閉じられた礼門の前では伴を連れた侍の一行が行き交う。