戦国期に上京と下京を結んでいた唯一の街路。上京のこの付近でも町屋が多く、店先の床机の上には、粽(ちまき)?、本?などが見える。犬のような動物は、暖簾の宝珠から見て、稲荷信仰に関わる狐と思われる。路上には、換えの馬をつれて狩りに出かけるらしい武士の一団が描かれている。