東山連山の最北に位置し、京都府と滋賀県にまたがる。標高848m。平安遷都後に最澄が入山して開いた延暦寺は、天台宗の根本道場として、また鎮護国家と王城守護の寺院として、信仰を集めた。単に「山」と言えば比叡山を指すほど、京都を代表する山である。