広橋氏は藤原氏北家の日野家の支流。文筆の家として知られ、その文書・記録類は歴博の所蔵となっている。経光の日記『民経記』(1226~70)や兼仲の日記『勘仲記』(1275~1300)は特に有名。邸内には、鶯(うぐいす)と思われる籠を持つ武士が訪ねてきている。