鉾頭の山の形から、函谷鉾と考えられる。夜が明ける前に鶏の鳴き真似をして関を通ったという、中国の函谷関(かんこくかん)の故事によるもので、はっきりとは見えないが、鉾頭の下には鶏があるはず。歴博の第二展示室にも、函谷鉾の模型がある。