データベース概要

館蔵染色用型紙データベース

Carved Papers for Dyework Database

公開年月:2007年4月

 当館には4,000枚を超す染色用の型紙が収蔵されています。中には、意匠構成や技術力に優れ、江戸文化の華のひとつと評される「大黒屋型」(群馬県前橋市の大黒屋本店伝来の型紙)をはじめ、未使用品を多数含む升長紺屋(群馬県桐生市)伝来の型紙など、多数の優品が含まれています。これらの型紙は当館の開館にあたり、文化庁から移管されたものです。
 このデータベースは、これらの型紙の一点ごとの基礎的データを提供するものです。通常の画像だけでなく、赤外線画像を付しているのが最大の特色となっています。赤外線画像によって、肉眼では見えない情報を引き出すことができます。美術工芸史のみならず、商業史や社会史研究など、様々な分野の研究に広く資することを願っています。

(詳細画像の閲覧にはFlash Playerが必要となります。Flash Playerに関する情報はこちらをご覧ください。)


項目説明

項目名 内容
【資料番号】 本館での管理番号が入力されています。
【モティーフ(漢字)】 主要なモティーフが漢字で入力されています。
【モティーフ(かな)】 主要なモティーフが平仮名で入力されています。
【種類】 柄別による型紙の分類が入力されています。
【伝来】 使用地や使用していた商店等が入力されています。
【彫刻面法量(送巾)】 彫刻面の縦巾が㎝単位で入力されています。
【彫刻面法量(彫巾)】 彫刻面の横巾が㎝単位で入力されています。
【地紙法量(縦)】 縦の総長が㎝単位で入力されています。
【地紙法量(横)】 横の総長が㎝単位で入力されています。
【技法】 型紙彫刻の技法および型紙補強の技法が入力されています。
【捺印】 捺されている黒印・朱印が入力されています。
判読できた場合は印文を記入していますが、上部から先に基本的に文字の配列に従い入力し、改行は「/」で示しています。縦書きの場合は、右から順に入力しています。
【彫印】 彫刻されている印が入力されています。
文字記号で表現できる場合は、記号を利用しています。
【墨書】 書かれている文字が入力されています。
複数行にわたる場合、改行を「/」で示しています。
【地紙の特徴】 地紙に特別な注意事項がある場合、注記として記入しています。
【時代】 製作された時代が入力されています。
【備考】 特記事項がある場合、記入しています。