データベース概要

兼顕卿記データベース

Kaneaki-kyo-ki, or Diary of Hirohashi-Kaneaki(15C) Database

公開年月:1994年12月

 室町時代中期の貴族広橋兼顕の日記で、断片的に残存し、文明8年(1476)~文明11年 (1479)を扱っています。 広橋家は朝廷と幕府の間を取り次ぐ、いわゆる武家伝奏の家柄で、その記述は応仁の乱終息期の朝幕関係や 京都の様子を知ることができます。
 本日記は「大日本史料」に一部が紹介されていますが、まとまった刊本はなく、今回初めて歴博が翻刻し、 データベース化しました。原本は歴博で所蔵(広橋家旧蔵記録文書典籍類=通称 広橋本)し、 その印影は歴博の図書室に架蔵される写真帳で常時見ることができます。