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研究者紹介 職歴 研究調査活動

研究者紹介

職名 教授
役職又は所属 情報資料研究系
学位 文学博士(東京大学) 【2008年取得】
専門分野 漆工芸史
所属学会 美術史学会、漆工史学会
学歴 東京大学文学部第二類(史学)美術史学科 【1985年卒業】
東京大学大学院人文科学研究科美術史学専攻博士課程 【1990年単位取得退学】
主要研究課題 蒔絵を中心とする漆工芸史および日本の装飾芸術の特質に関する研究
交易品としての漆器をめぐる文化交流に関する研究

職歴

1988年 杉野女子大学非常勤講師
1990年 東京大学文学部美術史研究室助手
1992年 共立女子大学国際文化学部日本文化研究研究助手
1994年 国立歴史民俗博物館情報資料研究部助手
2002年 国立歴史民俗博物館情報資料研究部助教授
2004年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部助教授
2007年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部准教授
2008年4月 総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻准教授併任
2010年10月 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部教授

研究調査活動

2008~2013年度

著書,論文等

論文・研究ノート・書評
論文
  • 'Les lieux de fabrication des laques au Japon jusqu'á la fin de la période Edo', L'or du Japon: Laques anciens des collections publiques françaises,pp.17-23, mai 2010
  • 'Maritime Trade in Asia and the Circulation of Lacquerware', East Asian Lacquer:Material Culture, Science and Conservation(東洋漆器─その文化史,科学と保存修復),pp.5-9,London,2011
  • 「東洋風小部屋の装飾における『漆(japan)』」(『西洋における中国/日本:17世紀~19世紀のシノワズリーとジャポニスム』報告書),pp.21-30,ジャポニスム学会,2012年10月
  • 「世界史の中の桃山漆器」(『日本美術全集10 黄金とわび』pp.210-214,小学館,2013年6月)
  • 「平安の工芸とかざり」(『日本美術全集5 王朝絵巻と貴族のいとなみ』,pp.207-215,小学館,2014年3月)
書評
  • 「読書案内 ジャポニスムとシノワズリ 西洋における日本美術の受容」(世界史の研究(238))(『歴史と地理』671号,pp.37-40,2014年2月)
調査・発掘調査報告書,自治体史・史料集,辞典項目など
調査報告書
  • 共編著/高桑いづみ『国立歴史民俗博物館研究報告』第166集(「紀州徳川家伝来楽器コレクションの研究」)245頁,2011年3月(査読有)
  • 共著『永青文庫所蔵資料調査報告書 第二集─能面と能道具─』熊本県立美術館,170頁,2014年3月
辞典
  • 漆工史学会編『漆工辞典』(項目執筆)角川学芸出版,2012年11月
  • 『岩波 世界人名大辞典』(項目執筆)岩波書店,2013年12月
展示図録・資料図録・映像・データベース・フォーラム刊行記録など
  • 編著『和宮ゆかりの雛かざり』(第3展示室特集展示図録),55頁,国立歴史民俗博物館,2011年2月
  • 編著『楽器は語る─紀州藩主徳川治宝と君子の楽』(平成24年度国立歴史民俗博物館企画展示図録),163頁,国立歴史民俗博物館,2012年7月
  • 「行列を読む⑧阿蘭陀人江戸参府蒔絵箪笥」(『行列にみる近世─武士と異国と祭礼と』(平成24年度国立歴史民俗博物館企画展示図録),pp.122-125,国立歴史民俗博物館,2012年10月)
  • 「南蛮漆器」(『時代を作った技─中世の生産革命』(平成25年度国立歴史民俗博物館企画展示図録),pp.180-187,国立歴史民俗博物館,2013年7月)
学会・外部研究会発表要旨
  • 「シーボルト・コレクションの漆器」(『国際シンポジウム シーボルトが紹介したかった日本』,ドイツ,ルール大学ボーフム,2014年2月12日)
その他(歴史系総合誌,友の会ニュース,新聞署名原稿等)
  • 共編著/小島道裕『美術資料に歴史を読む─漆器と洛中洛外図─』歴史研究の最前線,Vol.11,113頁,総合研究大学院大学日本歴史研究専攻・国立歴史民俗博物館,2009年3月
  • 「企画展示 海を渡った漆器II─江戸時代の輸出漆器」(『友の会ニュース』No.169,pp.3,2013年10月)
  • 「桃山時代のデザイン」「江戸時代のデザイン」(山下裕二・高岸輝監修『日本美術史JAPANESE ART HISTORY』(美術出版ライブラリー 歴史編),pp.180-181,pp.242-243,美術出版社,2014年3月)
  • 「連載 文様十二ヶ月」(『孤峰』第35巻4号~第36巻3号,江戸千家茶道会,2013年4月~2014年3月)

主な研究教育活動(共同研究,調査,展示,教育等)

主な共同研究等参加状況
  • 基盤研究「学際的研究による漆文化史の新構築」研究代表者
  • 琉球漆器に関する調査,2013年11月8日~10日,那覇市・浦添市,沖縄
  • 人間文化研究機構「日本関連在外資料の調査研究」プロジェクト「シーボルト父子関係資料をはじめとする前近代(19世紀)に日本で収集された資料についての基本的調査研究」(総括責任者:久留島浩)ミュンヘンチーム代表
  • シーボルト初回訪日時の漆器コレクションの調査,2013年7月2日~9日,ライデン国立民族学博物館,オランダ
  • ミュンヘン国立民族学博物館所蔵シーボルト・コレクションの調査,2013年9月16日~23日,ミュンヘン国立民族学博物館,ドイツ
  • ミュンヘン国立民族学博物館所蔵シーボルト・コレクションの調査,2014年3月4日~10日,ミュンヘン国立民族学博物館,ドイツ
外部資金による研究
  • 科学研究費基盤研究(B)「シノワズリの中の日本─17から19世紀の西洋における日本文化受容と中国─」研究代表者
  •  スペイン・ポーランド所在の日本関係資料調査,2013年8月15日~24日,スペイン国立装飾美術館・ヴィラノフ城・マンガ美術館ほか,スペイン・オランダ
  • 科学研究費基盤研究(B)「東西貿易と東洋趣味コレクション─17~19世紀の日本美術コレクションが担った役割」研究代表者
  •  オランダ所在の日本関係資料調査,2014年3月11日~12日,アムステルダム国立美術館・ヘットロー宮殿,オランダ
  • 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「漆の科学分析評価システムの構築と漆文化の究明に関する学際的研究」(研究代表者:宮腰哲雄),連携研究員
主な展示・資料活動・DBなど
  • 国立歴史民俗博物館平成25年度企画展示『時代を作った技─中世の生産革命』展示プロジェクト委員
  • 国立歴史民俗博物館平成27年度企画展示『万年筆─技とその時代(仮称)』展示プロジェクト委員
  • 総合展示第3室「ものから見る近世」特集展示『江戸のくらしと虫』展示プロジェクト委員,2013年7月23日~9月1日
  • 総合展示第3室「ものから見る近世」特集展示『海を渡った漆器II─江戸時代の輸出漆器─』展示代表,2013年10月29日~12月1日
  • 総合展示第3室「ものから見る近世」特集展示『午年の馬』展示プロジェクト委員,2013年12月17日~ 2014年1月19日
  • 総合展示第3室「ものから見る近世」特集展示『和宮ゆかりの雛かざり』展示代表,2014年2月18日~3月30日
教育(大学非常勤講師,大学院セミナー担当,学位審査の主査・副査・委員,博物館活動など)
  • 青山学院大学非常勤講師(芸術文化論・日本文化論)
  • 総研大集中講義A「資料調査法(工芸資料の調査方法)」2013年7月26日

社会活動等

館外における各種委員
  • 漆工史学会理事
  • 千葉市美術品等収集審査委員
  • 町田市博物館資料収集委員会委員
  • 三重県文化財保護審議会委員
  • 愛知県文化財保護審議会委員
  • 町田市国際工芸美術館整備基本計画検討委員会委員
  • 千葉県伝統工芸品産業振興協議会委員
講演・カルチャーセンターなど
  • 学術交流講演「南蛮屏風に見る異国へのまなざし」,厦門大学,2014年1月14日
  • 講演「いわゆる南蛮漆器について」(漆工技術講習会「東洋の華麗なる<蒔絵>と<螺鈿>~高台寺蒔絵と南蛮漆器~」),京都市産業技術研究所・京都工芸研究会・漆を科学する会主催,京都市産業技術研究所,2014年3月19日
  • 「輸出向け漆器と技術」(第89回歴博フォーラム『モノ作りの中世』),国立歴史民俗博物館,2013年7月20日
  • 「馬の造形」(第93回歴博フォーラム『新春の馬』),国立歴史民俗博物館,2014年1月18日
マスコミ(テレビ,ラジオ,雑誌など)
  • NHKFMラジオ「週末はミュージアム」2013年11月22日11:35~11:41分(ひるどき情報ちば)生放送

過去の研究調査活動

著書・論文等

1. 「蒔絵技法史からみた『梨地』と『平目地』」『MUSEUM』458号 1989
2. 「室かざりの諸相」『美術史論叢』(東京大学文学部美術史研究室紀要)6号 1990
3. 「MOA美術館蔵『山水蒔絵手箱』の主題について 蒔絵に描かれた中世の宇治」『日本美術史の水脈』(辻惟雄先生還暦記念会編)ぺりかん社 1993
4. 「漆工芸と絵画 道具飾りと器物文様の周辺」『東洋美術における装飾性』(国際交流美術史研究会第11回シンポジウム) 1994
5. 「高台寺霊屋蒔絵考」『国華』1192号  1995
6. 『続・日本の意匠 文様の歳時記』全12巻 (共著) 1994~1995
7. 「落花と折枝 蒔絵意匠に見る『散る花』の図像」(中西進・辻惟雄編著)『花の変奏 花と日本文化』ぺりかん社 1997
8. 「南蛮美術総目録[洋風画編]」(共著)『国立歴史民俗博物館研究報告』第75集 1997
9. 「蒔絵の箱 かたちと装飾」辻惟雄編『「かざり」の日本文化』角川書店 1998
10. 'Frendländischer Geschmack bei Lackarbeitenfür den Export', Michael Kühlenthal(Hrsg), Japanische und europäische Lack arbeiten:Rezeptin・Adaption・Resta urierung, (Arbetshefte des Bayerischen Landesamtes fürDenkmalpflege, Band 96),München, 2000
11. 『海を渡った日本漆器Ⅱ(18・19世紀)』(『日本の美術』No.427) 至文堂, 2001
12. 「いわゆる「長崎製」の輸出漆器に関して―伏彩色螺鈿技法を用いた漆器を中心に―」『国立歴史民俗博物館研究報告』第93集2002
13. 『日本美術のことば案内』小学館 2003
14. 「19世紀の輸出漆器における螺鈿技法の分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第108集 2003
15. 『紀州徳川家伝来楽器コレクション(国立歴史民俗博物館資料図録3)』(共著) 2004
16. 『「つくり物」の総合的研究』(編著)『国立歴史民俗博物館研究報告』第114集 2004
17. 「蒔絵の「色」-絵画と工芸のはざまで」玉蟲敏子編『講座 日本美術史5 <かざり>と<つくり>の領分』東大出版会 2005
18. 「肖像図蒔絵プラークの原図に関して」『国立歴史民俗博物館研究報告』第125集 2006
19. 「『源氏物語』の漆芸意匠-寛永期における蒔絵作品を中心として-」国立歴史民俗博物館編『和歌と貴族の世界 うたのちから』塙書房 2007
20. 『異国の表象 近世輸出漆器の創造力』ブリュッケ 2008
21. 『南蛮屏風集成』中央公論美術出版 2008
22. 「異国へ贈られた漆器―天正遣欧使節の土産物」『国立歴史民俗博物館研究報告』第141集 2008
23. 『美術資料に歴史を読む―漆器と洛中洛外図―(歴史研究の最前線 Vol.11)』総合研究大学院大学 日本歴史研究専攻・国立歴史民俗博物館 2009
24. 'Maritime Trade in Asia and the Circulation of Lacquerware', East Asian Lacquer : Material Culture, Science and Conservation (東洋漆器―その文化史、科学と保存修復), 2010, London
25. 'Les lieux de fabrication des laques au Japon jusqu'á la fin de la période Edo', L'or du Japon: Laques anciens des collections publiques françaises, 2010

主な共同研究等参加状況

1. 国際日本文化研究センター共同研究「日本文化の新断面・かざりと奇人」(共同研究員)(1995年度)
2. 文部省科学研究費補助金国際学術研究(共同研究)『漆・ニス等伝統的天然樹脂塗膜の劣化と保存に関する研究』(1997年)
3. 共同研究「『つくり物』の総合的研究」(1996~1998年度)
4. 文部省科学研究費補助金(基盤A・国際学術研究)『中国西北部の美術・考古学調査』中国寧夏回族自治区固原(1999年)
5. 文部省科学研究費補助金国際学術研究(共同研究)「文化財の微量試料分析法の開発」(研究分担者)(1996~1997年度)
6. 文部省在外研究員「漆器の輸出およびヨーロッパ文化への影響に関する研究」(2000年)
7. 「エルミタージュ美術館の日本美術品調査(漆器)」ロシア・サンクトペルブルク日本領事館・東京国立文化財研究所(2001年9月~10月)
8. 三菱財団学術研究助成「南蛮美術に関する基礎的研究-南蛮屏風を中心として-」(研究代表者)(2001年~2004年度)
9. 日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)「南蛮屏風に関する総合的研究」(研究代表者)(2002年~2004年度)
10. 日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)「近世初期工芸の国際性―大航海時代の寄港地間における美術交流に関する研究」(研究代表者)(2005年~2008年度)
11. 国立歴史民俗博物館基盤研究「紀州徳川家伝来楽器コレクションの研究」(副代表)(2005年~2008年度)
12. 日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)「「シーボルトが紹介しようとした日本」の復元的考察」(研究分担者)(2008年~2010年度)
13. 日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)「シノワズリの中の日本―17~19世紀の西洋における日本文化受容と中国」(研究代表者)(2009年~2010年度)

主な展示・資料公開実績

1. 「展示「陶磁器の文化史」(1998年3月~5月)展示プロジェクト委員
2. 「日本の美 うさぎの意匠展」(日本橋三越)(1998年12月~1999年1月)企画委員
3. 国立歴史民俗博物館企画展示「男も女も装身具-江戸から明治の技とデザイン-」(2002年7月23日~9月1日)展示代表者
4. 国立歴史民俗博物館企画展示「海をわたった華花-ヒョウタンからアサガオまで-」(2004年7月13日~9月12日)展示プロジェクト進行管理担当
5. 国立歴史民俗博物館特別企画「紀州徳川家伝来の楽器」(2005年8月13日~9月19日)展示代表者
6. 人間文化研究機構連携展示「うたのちから 和歌の時代史」(2005年10月18日~11月27日)