歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業推進のため、
神戸大人文研、東北大災害研との連携・協力に関する協定を締結

概要

平成29年6月7日、人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館(歴博)は、国立大学法人神戸大学大学院人文学研究科(神戸大人文研)と東北大学災害科学国際研究所(東北大災害研)との間に、「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」を推進するための連携・協力に関する協定を締結しました。

●歴史文化資料ネットワーク事業は、地域社会の歴史文化と資料保全のために大学・共同利用機関で構成する全国広域ネットワークの構築を通じて、地域社会における歴史文化の継承と創成に向けた大学の教育・研究機能の強化を図る取組であり、平成30年度本格実施を目指しています。

●当日の調印式は東北大学において実施され、歴博からは久留島浩館長、西谷大副館長ら3名、神戸大学からは増本浩子人文学研究科長ら2名、東北大学からは今村文彦所長ら14名が出席しました。また,人間文化研究機構(人文機構)からは平川南理事ら2名が出席しました。

●平川理事による事業概要の説明では、「これまでも全国各地では,被災地域が中心となって資料ネットという形での活動が行われてきているが、残念ながらこれらの活動はネットワークで強く結び付いたものではなく、そしてしっかりした財政基盤を元に十分な活動が出来ているわけではなかった。この状況を改善し、全国的なネットワークとして連携・機能させることは喫緊の課題であり、機構本部を中心としてこの1年、当該事業の準備が進められてきた」等の説明がありました。

●今後は、人文機構(歴博)と神戸大学、東北大学の三者を中核として、現在全国に設立されている24の「歴史資料ネットワーク」の活動と連携し、地域社会の歴史文化研究と資料保全のための全国広域ネットワークを充実します。このネットワークを基盤として、所在調査・資料保存研究、相互レスキュー支援体制の構築、国内外に向けた情報発信等を推進します。


協定書を中心に記念撮影


久留島館長による挨拶