基盤研究 (A) 一般

高精度同位体比分析装置を用いた古代日本における青銅器原料の産地と採鉱状況の研究

研究期間:2017年度~2020年度

研究代表者 齋藤 努(本館・研究部)
研究分担者 亀田 修一(岡山理科大学)
高橋 照彦(大坂大学)
竹内 亮(花園大学)
澤田 秀実(くらしき作陽大学)
田中 晋作(山口大学)
古尾谷 知浩(名古屋大学)
荒木 和憲(本館・研究部)
坂本 稔(本館・研究部)
高田 貫太(本館・研究部)
林部 均(本館・研究部)

研究目的

わが国は、古墳時代後期から古代にかけて、海外の関与を受けつつも日本独自の国家体制が成立していき、やがて変容・崩壊の過程をたどる。その影響は多方面の文化や技術に反映され、青銅器原料の産地や採鉱技術にも及んでいる。本研究では、青銅器原料の産地を推定する主な手段であった鉛の同位体比分析に加え、きわめて高精度な新規分析装置を使用して銅、スズの同位体比分析も行う。それにより、(1)古墳時代後期における青銅器の日本産原料の開始時期とその地域を解明すること、(2)古代において青銅器原料を供給した鉱山を特定しその推移を明らかにすること、(3)古代に採掘された銅の鉱石種別を判定し日本における採鉱の状況を究明すること、以上の三課題に取り組むことを目的とする。