基盤研究 (C) 一般

日本植民地の学校教育に見る民族意識の形成

研究期間:2016年度~2018年度

研究代表者 樋浦 郷子(本館・研究部)

研究目的

本研究は、「日本人」たることが強固に目指されてきた植民地の学校教育の中で、逆説的かつ不可避的に形成された民俗の意識について、朝鮮を中心に台湾との比較も重視しながら検討する。日本語使用や天皇崇敬など「日本化」を目指した学校教育の実態に関しては、申請者のものを含む先行研究では国語や修身の研究がなされてきた。これに対して本研究では、学校儀式や生活の中の儀礼、裁縫や体操(武道と教練を含む)等の「身体性」に着目能」としての民族意識の形成過程の一端を明らかにすることを目的とする。