基盤研究 (B) 一般

史料学的検討を重視した『延喜式』の基礎的研究

研究期間:2016年度~2019年度

研究代表者 小倉 慈司(本館・研究部)
研究分担者 早川 万年(岐阜大学)
町 泉寿郎(二松學舍大學)
清武 雄二(本館・研究部)
稲田 奈津子(東京大学)
小曽戸 洋(北里大学)
酒井 清治(駒澤大学)

研究目的

古代の法制書『延喜式』は、延長5年(927)に完成し、康保4年(967)に施行された古代の基本史料の一つであるにもかかわらず、全50巻、条文数にして約3500条にも及び、内容が多岐にわたることもあって、これまでの研究や翻刻では必ずしも充分な校訂がなされずに使用されるなど、様々な問題を抱えている。そこで本研究では京都国立博物館本など近年新たに紹介された写本も検討に加え、目録学や資料群研究、また近世の版本刊行・受容史研究など最新の史料学研究の成果を踏まえつつ、改めて本文校訂をおこなう。新たな校訂本文を学界に提供することによって『延喜式』研究の基礎を固めるとともに、今後の『延喜式』研究の発展に結びつけていく。