基盤研究 (C) 一般

旧石器・縄文時代の人類活動と古環境との時間的対応関係に関する研究

研究期間:2015年度~2018年度

研究代表者 工藤雄一郎(本館・研究部)

研究目的

考古学における14C年代測定の普及とその高精度化により、旧石器時代から縄文時代の考古遺跡の年代を極めて明瞭に捉えられるようになった。古環境復元のための資料も同様に精度の高い年代が与えられ、人類史と環境史との厳密な時間的対比が可能となりつつある。一方で、高精度化が実現される以前に測定された遺跡・古環境資料も多い。それらは極めて重要な考古学的遺跡、あるいは古環境資料にも関わらず、現在の研究レベルでは年代学的比較研究に耐えない。そこで本研究では、旧石器時代から縄文時代における考古遺跡と古環境の双方が調査された既発掘出土資料を中心に、新たに高精度な14C年代測定を行う、これにより、遺跡と当時の古環境情報とを対応させ、人類活動の変遷とその背景となる古環境との関係を解明する。