若手研究(B)

幕末維新期日本をめぐる国際関係史の再構築に向けてー東アジア比較・世界史の視点から

研究期間:2015年度~2018年度

研究代表者 福岡万里子(本館・研究部)

研究目的

・明治維新期日本の外交史を、多言語史料に基づき、多極的な国際関係の中で展開した日本外交の軌跡を考察するという原点に立ち帰って再構築することを目指す。その際、幕末日本の政体の対外政策を同時代の近隣東アジア諸国の事例と比較対照する視点、及び幕末日本をめぐる国際関係史を世界史的文脈の中に埋め込んで考察し直す視点を取り入れる。

・具体的な分析対象としては、[A]プロイセン東アジア遠征団の日本・中国・シャムとの条約交渉、[B]幕末日本の外交政策論、及び[C]アメリカ初代駐日代表ハリスの対日外交などを取り上げる(以下、分析対象[A]、[B]、[C]とする)。

・東アジア・世界の国際関係が近世近代転換期の微妙な過度期にあった時代の断面の中に、明治維新期日本の外交史を埋め込んで再解釈することにより、それぞれの理解に新鮮な洞察をもたらすことを目指す。