若手研究 (B)

奥むめおの婦人運動に関する貫戦史的研究

研究期間:2010年度~2012年度

研究代表者 原山 浩介 (本館・研究部)

研究目的

本研究は、戦前に主として婦人運動を、戦後には消費者運動を担った奥むめおに焦点を当て、戦前期の婦人参政権獲得運動と職業婦人を支援する運動、戦時の戦争協力、そして戦後の消費者運動が、一人の活動家のなかでどのような一貫性を有したのかを析出することを目的としている。さらに、この作業を敷衍する形で、手をさしのべるべき生活者への支援という、ごく素朴な運動への意志が、体制の変化を経験することで、運動の政治的なポジションが変わり、かつ、運動の形態さえも変わってしまうという事態が、ある必然性を伴いながら起こる、そのメカニズムを解明しようとするものである。