若手研究 (B)

縄文時代の植物利用史に関する年代学的研究

研究期間:2010年度~2013年度

研究代表者 工藤 雄一郎 (本館・研究部)

研究目的

本研究の目的は、縄文時代の人と植物との関係史について、その証拠となる遺跡出土植物遺体の研究とその炭素14年代測定を通じて、生態学的に明らかにすることである。具体的には、現在明らかになっている縄文時代の植物利用に関連する遺跡出土資料を再検討し、人が積極的に働きかけたと思われる種の時間的・空間的な出土傾向を年代学的に整理する。特に、クリやトチノキ、栽培種とされるウルシやアサ、ヒョウタン、ダイズ属やササゲ属などのマメ類などのそれぞれの種の利用が、いつ、どのように始まり、ピークがいつだったのか、またその変遷は環境変遷史とどのように関係していたのかを解明することである。