研究活動一覧
科学研究費補助金による研究![]()
■2008年度~2011年度科学研究費補助金: 中近世における聖地の形成・展開・消失
若手研究(B)
中近世における聖地の形成・展開・消失
研究期間:2008年度~2011年度
| 研究代表者 | 村木 二郎 (本館・研究部) |
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研究目的
中世になると、全国各地に信仰遺跡が急増する。浄土教思想の浸透にともない、莫大な数の経塚がつくられることに、その数的要因がある。また、五輪塔や宝篋印塔、板碑などの石塔類がつくられるが、これらは供養塔として立てられると、それを聖地の標識として周辺に信仰遺跡が展開していく。このようにして中世前半に各地で簇出する信仰遺跡には、形成のあり方に一定のパターンがあると考えられる。経塚や石塔を周辺遺跡と絡めながら調査することにより、そのモデルを描きたい。また、その後の遺跡の展開は、形成要因と大いに関わると考えるため、継続的に展開する良好な遺跡を抽出し、集中的に調査をおこなうこととする。さらに、廃絶した信仰空間については、その消失的な原因も追及し、聖地の存在意義を明らかにする。このような手法により、基層信仰の考古学的研究としての基礎研究を試みる。
































