基盤研究 (B) 海外学術調査

民俗信仰と創唱宗教の習合に関する比較民俗学的研究-仏英の五月祭の調査を中心に-

研究期間:2009年度~2011年度

研究代表者 新谷 尚紀 (本館・研究部)
研究分担者 関沢 まゆみ (本館・研究部)

研究目的

本研究の目的は、柳田國男が創始した日本民俗学の継承と発展の一環としてその国際化をはかることにある。これまでの申請者の科研費助成による調査研究で明らかになったフランスのブルターニュ地方の民俗行事に関する知見から、同様の民俗がプロヴァンスなど遠隔の地域にも見出され、文献によりかつて広くフランス各地にみられたものであることがわかってきた。そして、イングランドの民俗行事との関連性も注目されてきている。地域差の中に時代差を読み取る生活文化の変遷史、広義の歴史学として創設された日本民俗学の視点と方法による調査と分析を進め、フランスやイングランドの研究者との研究交流を進め日本民俗学の国際化を推進することを本研究の目的とする。