研究活動一覧

科学研究費補助金による研究

2007年度~2009年度科学研究費補助金:
鍛冶職人の伝統技術を数値的に把握する方法の創設へむけた基礎研究

挑戦的萌芽的研究

鍛冶職人の伝統技術を数値的に把握する方法の創設へむけた基礎研究
研究期間:2007年度~2009年度

研究代表者 齋藤 努 (本館・研究部)
研究分担者 坂本 稔 (本館・研究部)

研究目的

前近代からの伝統技術を継承している職人は、その感覚に従って作業を行い、製品を作っている。この際の諸条件を数値化することによって技術を記録することは、将来へ向けた文化的継承のために有意義である。本研究では伝統技術を総合的に数値化して評価する試みの初めとして、刀剣鍛冶職人が使用する素材を調製する精錬工程のうちの「大鍛冶」と「卸金」、また製品(日本刀)を製作するための一連の工程「積み沸かし」「折り返し鍛錬」「鍛接」「焼き入れ」などの各技術を対象とし、相互に関連のある送風と温度に焦点をあて、操業中に微妙に変化する送風量と、炉内で時間と場所によって刻々と変化する温度とをリアルタイムで総合的にとらえる手法を開発し、研究を行う。