研究活動一覧
科学研究費補助金による研究![]()
2009年度~2011年度科学研究費補助金:
古代日韓における青銅器の製作および流通と原料産地の変遷に関する研究
基盤研究 (B) 一般
古代日韓における青銅器の製作および流通と原料産地の変遷に関する研究
研究期間:2009年度~2011年度
| 研究代表者 | 齋藤 努 (本館・研究部) |
|---|---|
| 研究分担者 | 藤尾 慎一郎 (本館・研究部) 土生田 純之 (専修大学・文学部) 亀田 修一 (岡山理科大学・総合情報学部) |
研究目的
本研究は、古代の朝鮮半島と日本の青銅器を対象としてとりあげ、鉛同位体比分析と元素組成分析によって原料産地を系統的に調べることで、中国~朝鮮半島~日本における技術とモノの動きや、製錬開始時期について考察を行うことを目的としている。
日本と朝鮮半島の青銅器製作は当初、銅・鉛などの原料を輸入して始まったと考えられる。その際、どの地域から原料が供給されていたかということは、地域間の交流のあらわれであり、歴史的背景を反映している。その後、それぞれが自前で採掘や製錬を行い青銅器原料の銅や鉛を得るようになっていくが、様々な種類の青銅器に、大量に、また継続的にその原料が使われるようになるためには、鉱山の開発、大規模な採掘と製錬そして鋳造に至るまでの一連の工程が高水準で維持されなければならず、あるレベル以上の政治的な集権化が達成されている必要がある。したがって「製錬開始時期」はその地域における王権などの成立状況を知る上で、きわめて重要な情報の一つである。
































