研究活動一覧

科学研究費補助金による研究

平成16~20年度 文部科学省・科学研究費補助金 学術創成研究費:
弥生農耕の起源と東アジア-炭素年代測定による高精度編年体系の構築-

測定データ一覧表 凡例

測定機関番号

炭素14年代測定を行った機関と測定番号
Beta 米ベータアナリティック社による測定
IAAA (株)加速器分析研究所によるAMS測定
MTC 東京大学原子力研究総合センターによるAMS測定
NUTA2 名古屋大学年代測定総合研究センターのタンデトロン2号機によるAMS測定

測定方法

炭素14の測定方法
AMS 加速器質量分析法
Radiometric β線計数法

試料の処理

国立歴史民俗博物館において年代測定試料に施した洗浄処理
AAA 酸-アルカリ-酸処理:試料を酸とアルカリ溶液中で繰り返し加熱し、土壌に由来する炭酸カルシウムや有機酸を除去
AE 酸エッチング:貝試料について、外部炭素との交換が疑われる表面を酸により除去
AW AAA処理において、溶出による損失の恐れのある試料についてアルカリ処理を省略
アセトン洗浄 試料に付着する接着剤や油脂分をアセトンによる洗浄で除去
アルカリ溶出 AAA処理に伴ってアルカリ溶液に溶出した成分
塩素漂白 木材試料について、AAA処理の後に塩素を用いて漂白し、リグニンを除去
超音波洗浄 試料に付着する土壌成分などを純水による超音波洗浄で除去

試料処理機関

国立歴史民俗博物館 国立歴史民俗博物館において洗浄処理を施す
ベータアナリィテック社 洗浄処理を米国ベータアナリィテック社に依頼

δ13C (permil)

年代測定 試料の炭素13と炭素12との同位体比。ベレムナイト化石(PDB: Pee Dee Belemnite)を標準物質に用い、その同位体比との差を千分率であらわす。測定は年代測定とは別に、安定同位体質量分析計で行われる。AMSによる 測定の場合、試料調製および測定の際に同位体比が変動することがあり、厳密には試料のδ13Cとして採用するべきではないため、本報告では掲載していない。

補正14C年代
(yrBP)

炭素14 年代は実際の暦上の年代ではなく、同位体比の測定結果から、炭素14の半減期を5,568年と仮定して計算された年数を、西暦1950年を起点にさかの ぼったモデル年代である。その際、δ13Cを陸上植物の平均的な値(-25‰)と比較し、変動分を補正した値を補正14C年代として報告する。AMSによ る測定の場合、試料調製および測定の際に起こりうる同位体比の変動について、炭素12、炭素13、炭素14を同時に測定して補正を行う。

文献

研究関連文献一覧(1)~平成15年度までの番号に対応