若手研究(B)

酒造出稼ぎ人の後継者問題と技術継承

研究期間:2006年度~2008年度

研究代表者 青木隆浩 (本館・研究部)

研究目的

近年、酒造出稼ぎ人がとくに新潟県で急速に減少している。そこで、これまで越後杜氏を数多く採用してきた関東地方の酒造家は、酒造りの担い手を家族と地元労働力に求めるようになっている。これによって、従前の蔵人制度による酒造技術の継承は困難になり、家族と地元労働力による酒造りは勤務体制を大きく変更させるに至っている。

そこで、本研究では酒造出稼ぎ人が減少した原因と、その結果として酒造家が酒造りを続けていく上での諸問題を追究していく。なかでも、越後杜氏と南部杜氏、家族と地元労働力による酒造りの比較研究に重点をおく。