基盤研究(B)

超精細画像による歴史資料の研究・展示のための高度閲覧方式の研究

研究期間:2006年度~2008年度

研究代表者 安達文夫 (本館・研究部)
研究分担者 徳永幸生 (芝浦工業大学)
鈴木卓治 (本館・研究部)

研究目的

歴史資料は資料群としての様々な構造を持つとともに、相互の比較が重要となるものが多い。このような資料の閲覧システムとしては、紙背文書の表裏の対応関係や、古地図あるいは同一題材を描いた絵画資料間の緩やかな対応関係など、資料の特質を考慮した実現方法の検討が必要である。一方、非常に高精細な画像を適用した画像閲覧方式では、資料の細部まで表示できることから、表示される対象物に応じて、その解説を表示することができる。これを展示に適用する場合、解説表示を対象物の表示位置や大きさとの関係において、利用者にとって自然で分かりやすく提示し、また、展示する側の意図を伝えやすく構成する必要がある。

本研究では、歴史資料の様々な特性と研究活動の方法を勘案した歴史資料の調査研究支援のための総合的な画像閲覧方式を確立するとともに、研究成果を公開する一つの形態である展示において、非常に高精細な画像を適用して、対象物の解説を利用者に分かりやすく提示し、かつ自由度高く閲覧できる高度な画像閲覧方式を確立することを目的とする。