基盤研究(B)

江戸初期と幕末維新期における銃砲技術の伝統と革新に関する総合的研究

研究期間:2006年度~2008年度

研究代表者 宇田川武久 (本館・研究部)
研究分担者 保谷徹 (東京大学史料編纂所)
三宅宏司 (武庫川女子大学)
齋藤努 (本館・研究部)

研究目的

わが国において銃砲の製作・運用技術が大きな変革をとげた江戸時代初期と幕末維新期を対象とし、どのような歴史的背景のもとに、どのような変化が起きたのかということを、文献調査と実物資料の材質・製作技法調査という異なる方向からのアプローチにより、実証的かつ総合的に解明する。文献資料として、鉄炮伝来初期から江戸時代後期にかけての炮術流派の秘伝書、戦術関連文書、幕末維新期の洋式銃の型式・製法・性能に関する翻訳書籍、西洋式調練・戦略のテキスト類などを、また実物資料としては、伝世された和銃(火縄銃、火矢筒、大筒、木砲)および洋式銃(滑腔・施条、前装・後装)、その弾丸類、古戦場や城趾などからの出土遺物などがあげられる。また材質と運用技術研究の一環として精錬技術の再現実験や射撃実験をおこなう。