基幹研究

古代列島世界の歴史像の再構築

(総括研究代表者 本館・研究部 林部 均)

個別課題・研究期間

A 先史時代における社会複雑化・地域多様化の研究(平成24年度~平成26年度)
B 東アジアにおける倭世界の実態(平成24年度~平成26年度)
C 古代地域社会の実像(平成24年度~平成26年度)

研究目的

本研究では、近年の最新の研究成果をもとに、多角的な観点から古代列島世界像の構築をおこなうことを目的とする。

本研究は、大まかには時代枠にもとづく3ブランチで構成されるものの、「社会構造」「対外交渉」「地域社会」の三つの研究項目を各ブランチを貫く共通テーマとして設定する。本研究では上記テーマに関連する様々な事象について、広く列島世界を対象として、時代を越える観点を含めつつ体系化・総合化し、新しい古代史像を構築することを目指したい。

A班は、縄文時代(先史時代)を中心に地域多様化と社会複雑化のプロセスに焦点をあて、社会構造と地域性に重点をおいた新たな歴史像の構築をめざす。B班は古墳時代を中心として「東アジア諸地域」「王権」「地域社会」の相互関係を王権と地域社会という視点から整理し、対外交渉の視点も加味して「倭世界」の実態を明らかにする。C班は飛鳥時代以降の古代を中心として、地域社会がもつ多様性と画一性を多角的・総合的に把握することにより、その実態を明らかにし、地域の視点からみた古代史像を創出したい。