年度別研究調査報告

2014年2月13日~2月15日

イギリスにおける日本関連資料調査

国立歴史民俗博物館・大久保「海外所在調査(概要調査)チーム」

[調査地]ウエールズ国立博物館 他

[調査先担当]フェアークロウ学芸部長、レントン学芸員ほか

[参加者]三木美裕

これまでウエールズを中心に、イギリス各地で調査を行い、現地ではさまざまな機関と個人から協力を得ることができた。ウエールズでの拠点は「ウエールズ国立博物館」である。アンダーソン館長、学芸部長のフェアークロウ氏、学芸員のレントン氏の推薦を受けて、各地で調査を順調に行えた。

イギリスには、多くの城や邸宅のコレクションを管理し一般公開する活動を担う団体がいくつかあるが、その一つの「ナショナル・トラスト財団」との連携は、地方の城や邸宅での日本資料の調査とデータ化には欠かせなかった。各地に支部があり、学芸員やコレクションの専門家が駐在している。事前に調査先に連絡して手はずを整えてもらい、時には彼らが同行することもあった。おかげで調査の成果も分かち合えた。

ほかにも、以下の機関に所属する各氏から数々の教示を受けた。サインズベリー日本芸術研究所のニコル・クーリッジ・ルマニエール氏、大英博物館日本部のティム・クラーク氏、ビクトリア&アルバート美術館のグレッグ・アーバイン氏、国際交流基金ロンドン・オフィスの竹川純子氏、ダイワ日英基金のスーザン・ミーハン氏の各氏などである。また在英日本大使館の宮島昭夫全権公使と、文化担当の四方明子一等書記官は、我われの活動を高く評価されイギリス各地で紹介くださった。おかげで博物館関係者だけでなく、政府や地方公共団体の職員、日系企業関係者にも協力くださる人の輪が広がった。

今回のイギリス滞在は、ドイツのボーフム大学でのシンポジウム出席に合わせ、その帰途にロンドンへ立ち寄るという短い滞在であったが、ロンドンを中心にこれまで協力を得た各氏、各団体を回り、これまでの事業の経過と今後について協議できた。

(文責:三木)