年度別研究調査報告

2013年3月5日〜3月6日

第1回スイスにおける日本美術調査

国立歴史民俗博物館・大久保「海外所在調査(概要調査)チーム」

[調査地]ジェネーブ美術・歴史博物館、ザンクトクトガレン染織博物館、ザンクトクトガレン歴史民族博物館、アリアナ美術館

[参加者]大久保純一、澤田和人、櫻庭美咲

チューリッヒ大学東洋日本美術史学科ハンス・トムセン教授が主催する在外秘宝研究プロジェクトの招聘により、学生と共同でスイスの博物館が所蔵する日本美術資料の調査を実施した。ジェネーブ美術・歴史博物館では浮世絵数百点、ザンクトクトガレン染織博物館では染織数百点、アリアナ美術館では陶磁約700点、ザンクトクトガレン歴史民族博物館では陶磁約50点の概要を調査した。 この調査で得られた知見は、チューリッヒ大学東洋日本美術史学科が日本大使館と共同で開催する日本美術展(2015年)の準備に反映される予定である。

(文責:櫻庭)