年度別学術成果報告

2015年3月31日

人間文化研究機構主催 ボーフム・ルール大学共催 国際シンポジウム報告書
『シーボルトが紹介したかった日本――欧米における日本関連コレクションを使った日本研究・日本展示を進めるために――』刊行

国立歴史民俗博物館・日高「総括チーム」

 

編集:「日本関連在外資料の調査研究」プロジェクト カテゴリーA シーボルト父子関連資料をはじめとする前近代(19世紀)に日本で収集された資料についての基本的調査研究」

国立歴史民俗博物館

 

発行: 大学共同利用機関法人人間文化研究機構

発行日:2014年3月31日

本報告書は、2014年2月11日(火)・12日(水)の2日間にわたって、ドイツ、ボーフム・ルール大学において人間文化機構主催・ボーフム・ルール大学共催でおこなわれた国際シンポジウム「シーボルトが紹介したかった日本―欧米における日本関連コレクションを使った日本研究・日本展示を進めるために-」の記録である。

人間文化研究機構では、国立歴史民俗博物館を中心に、2010年から人間文化研究機構「日本関連在外資料調査研究事業」の一環として、「シーボルト父子関係資料をはじめとする前近代(19世紀)に日本で蒐集された資料についての基本的調査研究」を推進している。このプロジェクトは、欧米に数多く所在する日本関連コレクションのうち19世紀に焦点をあて、収集された時期や経緯がほぼ明確である資料群の詳細な調査とそのデータの共有化をすすめることによって、時代の「規準」資料とすることを目的としている。5年計画のプロジェクトにおいては、そのモデルケースとして、ミュンヘン国立民族学博物館(2014年9月五大陸博物館Museum Fünf Kontinenteへ改称)所蔵のシーボルト・コレクション、現在では分散して所蔵されるシーボルト父子関係の文献資料、アメリカのモース・コレクションなどを中心とした在外日本関係資料の詳細な調査研究をおこない、各々のコレクションの全体像を把握するとともに、データベース化・画像付目録の作成に取り組んできた。

その中間的総括として開催された本シンポジウムは、プロジェクト内外の研究者18名による報告を中心に進められ、日本から20名、日本以外からは41名が参加し、活発な討論がなされた。「シンポジウムの成果と課題」にまとめたように、この4年間の調査・研究の具体的な成果を広く共有することができたことは意義深い。

シンポジウムの実現にあたっては、シーボルト関係資料の所蔵先のひとつであり、シーボルト研究の拠点として重要な位置を占めるボーフム・ルール大学の協力を得た。関係者には心より感謝の意を表わしたい。

2015年3月
人間文化研究機構 「日本関連在外資料の調査研究」プロジェクト
カテゴリーA「シーボルト父子関係資料をはじめとする
前近代(19世紀)に日本で蒐集された資料についての基本的調査研究」
総括責任者
人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
日高 薫

(本書序文より転載)


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