年度別学術成果報告

2013年11月27日

国際交流基金ロンドン・オフィスにおける国際セミナー

国立歴史民俗博物館・大久保「海外所在調査(概要調査)チーム」

開催地: 国際交流基金ロンドン・オフィス

主催: 人間文化研究機構、国際交流基金ロンドン・オフィス

参加者: 100名

イギリスでの活動を紹介するセミナーには百名近くが参加した。大学、ミュージアムの関係者から、日本文化の愛好者まで幅広い層の人が集まり盛況であった。

人間文化研究機構から、金田章裕機構長、小野正敏理事、 栗城繁夫理事ほか本部職員3名、歴博から三木美裕が参加した。最初に金田機構長が在外日本資料調査の概要を紹介し、三木はウエールズ国内での調査について、その資料情報の共有方法や、現地スタッフと共同で開発している教育普及プログラムについて紹介した。スコットランド国立博物館の学芸員には、スコットランド国内と隣接するイングランド北部の日本コレクションの紹介をいただいた。

最後のパネル・ディスカッションは、イギリス博物館協会の会長で、ウエールズ国立博物館のデイビッド・アンダーソンDavid Anderson館長の司会で行われた。発表者に加えてダラム大学東洋博物館学芸員のレイチェル・グロークさんにも加わっていただいた。会場からの質問が多く取り上げられたほか、個々の日本資料の情報を増やし、展示や教育普及活動を活発化させ、現地での認知度を上げる大切さが議論された。それが資料の散逸を防ぐ有効な手段であることも確認できた。

セミナーの翌日から、国立人間文化機構からの一行は、ウエールズ国立博物館と、ナショナル・トラスト財団が管理運営するチャーク城所蔵の日本資料の調査に参加した。

(文責:三木)


パネル・ディスカッション
 


左からダヴィッド・アンダーソン館長、金田機構長、三木美裕、レイチェル・バークレイ、ロジーナ・バックランド


三木美裕報告
 

Programme

Rediscovering Hidden Treasures ~ Japanese Art Collections in the UK as our Shared Heritage

27 November 2013
The Japan Foundation, London

Introduction:
Ken'ichi Yanagisawa, Regional Director for Europe, Japan Foundation

Presentations:
"The International Collaborative Research into Japan-Related Documents and Artefacts by the National Institute for the Humanities"
Professor Akihiro Kinda, President, National Institute for the Humanities, Japan

"Research Project in Wales as a part of the National Institute's International Collaborative Research" 
Yoshi Miki, Visiting Professor, National Museum of Japanese History

"Japanese Collections in Scotland"
Dr. Rosina Buckland, Senior Curator, National Museum Scotland

Discussion:
Chaired by : David Anderson, President, the UK Museum Association and Director General, National Museum Wales
Rachel Brocke, Deputy Curator, oriental Museum, Durham University
Akihiro Kinda, Yoshi Miki, and Rosina Buckland

 

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