年度別学術成果報告

2012年8月6日

国際研究集会
「今後のスイスにおける日本関連コレクションの調査と研究をめぐって」

会場: 国立歴史民俗博物館 第二会議室

主催: 国立歴史民俗博物館・久留島「総括チーム」

[参加者]

久留島浩、ハンス・トムセン、青山宏夫、大久保純一、日高 薫、澤田和人、櫻庭美咲

[報告者と発表テーマ]

研究発表1:ハンス・トムセン(チューリッヒ大学教授)「スイスのコレクションについて」
研究発表2:櫻庭美咲(国立歴史民俗博物館機関研究員)「ミュンヘン国立民族学博物館所蔵シーボルト・コレクションについて」

[内容]

 ハンス・トムセン氏の発表では、チューリッヒ大学が主催する在スイス日本美術コレクションの研究プロジェクトの計画およびスイスのコレクション所蔵先についてご説明をいただいた。大学院生が参加する日本美術コレクションの教育効果と課題についても貴重な指摘がなされた。また、同プロジェクトが主催する2013年3月開催予定の在スイス日本美術コレクションに関する国際シンポジウムの方向性について、本研究会の参加メンバーが意見を交換しあった。
 櫻庭美咲氏の発表では、国立歴史民俗博物館が現在行っているミュンヘン国立民族学博物館所蔵シーボルト・コレクションの調査の経過について、調査全体の進捗状況および調査のノウハウ、シーボルト・コレクションの陶磁器の特殊性についての報告がなされた。
 歴博がミュンヘンで実施中のシーボルト・コレクションの調査方法は、スイスなど他の在外コレクションの調査でも応用可能である。調査方法をさらに最適化し、基準となる調査方法を検討するなど、今後の方向性が討議された。

(文責:櫻庭)

 

年度別学術成果報告 一覧へ