年度別教育活動

2014年2月14日~15日

第4回ルール大学ボーフム古文書解読ワークショップ「長崎の文書を読む」(4)

開催機関: ルール大学ボーフム 東アジア学科
会場: 同 日本史学科講座室
主催: 国立歴史民俗博物館・久留島「総括チーム」

[講師]松井洋子(東京大学史料編纂所)

[参加者]ボーフム大学日本学科大学生・教員14名

[講座内容]

1日目 「長崎の町とオランダ人」と題し、「長崎市中明細帳」から冒頭の概況と出島町・丸山町・寄合町について述べたところ、と「長崎諸事覚書」から出島の前に立てられた高札の文言、を辞書の使い方や読むことの手順などを確認しつつ読んだ。古文書はほとんど初めての学生から自分でもかなり読める院生まで幅広い参加者があったが皆大変積極的で、リクエストに応じて翌日までの宿題も課すこととなった。

2日目 まず参加者全員で宿題の筆写を完成させた後、「オランダ人と丸山遊女 -シーボルトと其扇-」と題し文政十~十二年の「寄合町諸事書上控帳」から其扇の懐妊届、おイネの出生の届、出島での養育のための乳母の呼び入れ、そしてシーボルト事件に伴う尋問のための其扇の召喚についての寄合町の記録を読んだ。

試験期間と重なり、またシンポジウムの直後と参加者にとって大変な条件の中であったが、今後の勉強の仕方などの質問も出る熱心な取り組みに講師も刺激を受け、有意義な交流になった。日本研究への関心を高めてゆくためにも、こうした取り組みを継続してゆくことが重要であると考える。

文責:松井


学生たち

松井教授、オストカンプ教授と学生たち

 

 

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