基幹研究

民俗表象の形成に関する総合的研究

(総括研究代表者 本館・研究部 小池 淳一)

個別課題・研究期間

A 歴史表象の形成と消費文化(平成22年度~平成24年度)
B 地域開発における文化の保存と利用(平成21年度~平成23年度)
C 自然と技の生活誌(平成20年度~平成22年度)

研究目的

本共同研究は、新たな民俗展示の構築を目指し、次のような2つの大きな課題を掲げる。なお、これらの成果は、当館第4展示室(民俗展示)リニューアルとそれに関連したフォーラムに反映される。

近代以降、「歴史」や「文化」は、地域開発や農山漁村の生活、新商品の創出などの過程で、さまざまなネットワークを通して価値が再発見されてきた。本研究では、こうした価値の再発見と、それによって生み出されるものを「民俗表象」ととらえ、例えば国家や地域社会、企業、研究者、大衆、個人、国際社会などが、いかに関わり合いながらそれらを作り出しているのか明らかにすることを目的とする。

A班では、「流行の創出」の過程に、歴史学・民俗学・美術史学などがどのように関わってきたのか、また、生み出された「流行」が、どのように地域社会に展開していくのか明らかにしていくことを主たる目的とする。B班では、大規模な自然の開発と、景観や文化の保存を目的とする様々な事業との関連において文化の資源化の検討を行うほか、そうした大規模な文化の資源化と、様々な祭礼や行事の変化との相互関係の有無についても検討する。C班では、生業の現場における自然と人間が織り成す知と技との関係を主題とし、その社会的・歴史的課題に取り組む。

継続

地域開発における文化の保存と利用 (青木 隆浩 他13名)

自然と技の生活誌 (安室 知 他16名)

新規

歴史表象の形成と消費文化 (岩淵令治 他16名)