研究活動一覧
共同研究![]()
平成21年度共同研究:デジタル化された博物館資料に関する情報記述法の研究
基盤研究
博物館学的総合研究
デジタル化された博物館資料に関する情報記述法の研究
研究期間:平成19年度~平成21年度
| プロダクト | ・転写資料記述のための概念モデル-アナログ資料とデジタル資料の連続した管理と利用のために- (PDFファイル・304KB) ・記述例 (PDFファイル・499KB) |
|---|---|
| 研究代表者 | 安達 文夫 (本館・研究部) |
| 研究組織 | 宇陀 則彦 (筑波大学大学院) 松村 敦 (筑波大学大学院) 横山 伊徳 (東京大学史料編纂所) 山田 太造 (東京大学史料編纂所) 柴山 守 (京都大学) 師 茂樹 (花園大学) 後藤 真 (花園大学) 田良島 哲 (東京国立博物館) 村田 良二 (東京国立博物館) 曽根原 登 (国立情報学研究所) 五島 敏芳 (国文学研究資料館) 山本 泰則 (国立民族学博物館) 大久保 純一 (本館・研究部) 仁藤 敦史 (本館・研究部) 高橋 一樹 (本館・研究部) 村木 二郎 (本館・研究部) 内田 順子(本館・研究部) 鈴木 卓治 (本館・研究部) |
研究目的
本研究は、今後ますます多様化し数も増加すると考えられるデジタル化された資料について、その利用を促進し、デジタル化資料の情報の交換を容易にするため、その本質的な記述法を、情報の発生や利用のモデルに基づいて明らかにしようとするものである。
実物の資料の情報を公開したり、交換するための情報記述法については、国際的な研究が進み、国内においてもミュージアム情報構造化モデルが提案されている。人間文化研究機構で構築が進められている研究資源共有化システムでの統合検索を可能とするための共通メタデータも、情報記述法に関するこれまでの研究成果に基づいたものである。
これに対して、ディジタル化された資料に関しては、本館においても研究や展示のための資料の写真から作成した高精細デジタル資料、コンピュータグラフィックス、デジタルカメラで撮影した画像など、種類も数も増え続けているが、明確な情報記述法がないことが現状である。これは、デジタル化された情報が実物の資料に比べて、取得(発生)の過程が多様で、オリジナルの有無で必要とする情報に幅があり、これらが複合した制作物が存在することが、記述に関する考え方を複雑にしているものと考えられる。そして、何を記述すべきかは利用と密接に関係するが、実物の資料は長い経験から利用の形態が定まっていることに対し、デジタル化された資料については、実例を積み重ねている段階であり、記述の項目が定まらないことも要因である。デジタル化した資料は複製が容易であることも、その記述に関して考慮すべき事項である。
本研究は、デジタル化された資料の発生と取得の過程、並びに利用をモデル化することにより、複雑に見える情報の記述を簡明なものとして、情報記述法の確立を目指すものである。写真やマイクロフィルム、映像資料はデジタル資料共通する特性があり、これらに関する記述も視野に入れ研究を進める。
この研究の成果が、博物館で生成されるデジタル資料や大学等研究機関で収集されるデジタル画像にも広く適用できるよう、幅広い知見を集積するため共同研究として研究を進める。
| 研究会開催状況-デジタル化された博物館資料に関する情報記述法の研究 |
|---|
日程 : 2009年10月23日(金) 13:00~17:00 |
| 趣旨 |
人文系の博物館や研究機関において、デジタル化された画像や音響資料の利用が進んでいます。そして、今後ますます多様化し、数も増加すると考えられます。 実物資料の情報の記述法については、国内外で研究が進められ、幾つかの記述モデルや記述法が提案されています。これに対して、デジタル化された資料の記述法には、明確な記述法が確立されていない状況です。これは、デジタル化された資料が、実物資料に比べ、取得・発生の過程が多様であり、オリジナルの有無が記述に影響すること、複合した形態が存在することが原因と考えられます。そして、長い利用の経験を持つ実物資料に対して、実績が少ないデジタル化された資料では、何を記述すべきか定まらないことも要因と考えられます。 このような課題に検討を加え、デジタル化された資料の記述法を明らかにするため、国立歴史民俗博物館共同研究「デジタル化された博物館資料に関する情報記述法の研究」を平成19年度より進めてきました。ここでは、何らかを転写しているという意味でデジタル化された資料と同等の写真や複製にも通じる記述法を模索しています。この度、広く意見を交換するため、公開研究会を開催します。研究の途中段階での報告です。皆様からご意見を頂き議論を深めたいと考えております。多くの方の参加をお待ちいたします。 (代表 安達文夫) |
| プログラム |
司会:宇陀則彦(筑波大学) 16:00 |
| 参加方法 |
参加資格 : 本研究の内容に興味をもつ研究者および大学院生 |
平成19(2007)年度の活動
第1回研究会
2007年7月19日[国立歴史民俗博物館]
「デジタル化された博物館資料の情報記述の課題」
発表画面(PDFファイル・121KB) / 講演内容(PDFファイル・276KB)
安達文夫, 鈴木卓治(国立歴史民俗博物館)
第2回研究会
2007年9月11日[東京国立博物館]
「東京国立博物館の画像とデジタルデータ」
発表画面(PDFファイル・117KB) / 講演内容(PDFファイル・204KB)
村田良二(東京国立博物館)
「旧史料館のデジタル資料の状況」
発表画面(PDFファイル・477KB) / 講演内容(PDFファイル・247KB)
五島敏芳(国文学研究資料館)
第3回研究会
2007年11月7日[国立歴史民俗博物館]
「国立民族学博物館におけるデジタル映像・音響情報の作成・管理とメタデータ」
発表画面(PDFファイル・524KB) / 講演内容(PDFファイル・264KB)
山本泰則(国立民族学博物館)
「歴博による映像事業[収集・製作・保存・活用]の現状と問題」
発表画面(PDFファイル・177KB) / 講演内容(PDFファイル・181KB)
内田順子(国立歴史民俗博物館)
第4回研究会
2008年1月18日[国立情報学研究所]
「東京大学史料編纂所における歴史情報管理について ―画像とメタデータ―」
発表画面(PDFファイル・203KB) / 講演内容(PDFファイル・208KB)
横山伊徳(東京大学史料編纂所)
「歴博における文献史料情報のディジタル化 ―ディジタル画像の活用を中心に―」
発表画面(PDFファイル・469KB) / 講演内容(PDFファイル・205KB)
高橋一樹(国立歴史民俗博物館)
「メタデータとコンテンツのリンク ―機関リポジトリの動向―」
発表画面(PDFファイル・243KB) / 講演内容(PDFファイル・226KB)
宇陀則彦(筑波大学図書館情報メディア研究科)
「人間文化研究機構研究資源共有化におけるメタデータ」
発表画面(PDFファイル・188KB) / 講演内容(PDFファイル・190KB)
安達文夫(国立歴史民俗博物館
)
「本年度のまとめと来年度計画
発表画面(PDFファイル・85KB) / 講演内容(PDFファイル・124KB)
































