シンポジウム「四国遍路文化遺産へのみちゆき」

シンポジウム

開催要項

開催日時

2024年1月21日(日) 13:00~16:30

開催場所

国立歴史民俗博物館 ガイダンスルーム(定員50名)※要事前申込

主催

人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開―新たな社会の創発を目指して―」歴博ユニット「フィールドサイエンスの再統合と地域文化の創発」

チラシはこちら

四国遍路は、四国4県を周回するルートの中に八十八ヶ所の霊場が設置された回遊型の巡礼路です。その起源は真言宗の宗祖、弘法大師空海に措定され、1200年に渡り人々に信仰され、継承されてきました。近代になると四国遍路は、「お接待」に代表される地域社会のホスピタリティーに加えて、交通手段の多様化や、霊場間の連携も促進されたことで、日本を代表する巡礼文化として、知られるようになりました。近年では四国4県では、地域に継承されてきた遍路文化を世界文化遺産に登録しようとする運動が活発化しています。本シンポジウムでは、この遺産登録に向けての実践の中で、遍路文化の学術的な意義を積極的に検証してきた四国での営みを中心に、文化資源化の課題と可能性について議論していきます。

プログラム

報告1

胡光(愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター)
  四国遍路の歴史と世界遺産化運動

報告2

大本敬久(愛媛県歴史文化博物館)
  病と死から見た四国遍路の民俗

コメンテーター

門田岳久(立教大学観光学部)
川島秀一(日本民俗学会前会長)

お申し込み方法

参加をご希望の方は、こちらのwebフォーム よりお申し込みください。
問い合わせ先:rekibun☆rekihaku.ac.jp(☆を@に変えてお送りください。)