刊行物
歴史系総合誌「歴博」
歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。
国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。
第98号 2000年1月20日発行
第98号 2000年1月20日発行
[特集] くらしの歴史学 恋愛と性
連載「歴史の証人-写真による収蔵品紹介-」
考古資料に見る男と女
表紙解説
高房卿艶詞絵巻・お産する土偶・表裏に男女の像を貼りつけた土器(本館蔵)
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| 隆房卿艶詞絵巻(鎌倉時代中期) | 上:お産する土偶 下:表裏に男女の像を貼りつけた土器(複製) |
高房卿艶詞絵巻(鎌倉時代中期)
平清盛の女婿にあたる文人冷泉隆房と宮廷一の美女小督(こごう)との悲恋を描く.細かい墨の線描を生かした白描の技法は繊細である.
お産する土偶と表裏に男女の像を貼りつけた土器(複製)
縄文時代の人々の暮らしぶりをうかがう格好の材料が土偶である.土偶はこれまで一万数千点が知られているが,男性をかたどったものは数点にすぎない.その多くは成熟した女性,特に出産に関わるものが多い.表紙に使用した土偶のサルのような表情は出産の苦痛を表現したものだろうか.
目次
巻頭エッセイ 博物館へ行こう!
| 「差別」が映し出す社会と人間 | 朝治 武 |
歴史の証人 写真による 収蔵品紹介
| 考古資料に見る男と女 |
[特集] くらしの歴史学 恋愛と性
| 正月と粥杖 | 春成 秀爾 |
| 中世前期の性愛 | 服藤 早苗 |
| 柳田国男の性と恋愛―その性愛忌避説をめぐって | 岩本 通弥 |
| [コラム] 上杉謙信と「若衆」 | 広井 造 |
| [コラム] 性と風水の都市伝説 | 島村 恭則 |
歴博対談 第28回
| 自然と人 | [伊谷 純一郎+篠原 徹] |
書評
| 白石太一郎 著 『古墳とヤマト政権』 考古学の世界からみた古代の国家形成 |
評者 加藤 謙吉 |
展示批評
| 企画展示「江戸モード大図鑑―小袖文様に見る美の系譜」 展示技法を主眼として小袖展を見る |
評者 安村 敏信 |
地球時代の日本研究 第17回
| 日本研究に関して,孫娘たちに教えられた事 | バイロン・エアハート |
[歴博けんきゅう便] 第3回
非文献資料の基礎的研究
| 「筆子塚」 | 高橋 敏 |
考古学資料の情報集成的研究
| 形象埴輪データの集成 | 杉山 晋作 |
〔歴博かわら版〕




























