刊行物

歴史系総合誌「歴博」

歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第72号 1995年8月20日発行

第72号 1995年8月20日発行
[特集 現代社会と歴史学] 民衆の武力
連載 歴史の証人〈館蔵資料紹介〉
写真構成:近世民衆の武力/一揆の作法

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表紙解説

「夢の浮橋(ゆめのうきはし)」(複製)部分
原本は致道博物館蔵。

「夢の浮橋(ゆめのうきはし)」(複製)部分

1840 年(天保11)に起こった三方領地替え(さんぽうりょうちがえ)反対一揆の様子を描いた絵巻物。1840年幕府は川越藩(埼玉県)松平家を庄内藩(山形県)、庄内藩酒井家を長岡藩(新潟県)、長岡藩牧野家を川越藩に領地替えすることを発令するが、庄内藩領民の猛烈な転封反対闘争にあい、翌年中止に追い込まれた。一旦発令された転封令が撤回された唯一の事例である。本絵巻物にはこの一揆の様子が、物語風に描かれており、表紙は一揆勢が集まった「大より」の場面。

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目次

巻頭エッセイ - わたしのつくってみたい博物館

展示場で思うこと 高橋 典子

歴史の証人〈館蔵資料紹介〉

写真構成:近世民衆の武力/一揆の作法 編集部

[特集 現代社会と歴史学] 民衆の武力

日本列島で「戦争」が始まったのはいつか 松木 武彦
日本古代の住民の武装 吉田 晶
竹槍の記憶 - 日本の近世と民衆の武力観 藪田 貫
Column[戦争]城のない時代 白石 太一郎
もうひとつの戦争 高橋 敏

歴博対談 (2)

交差する民俗と歴史 宮田 登/石井 進

書評

『国立歴史民俗博物館研究報告 第61集』
共同研究「生命観 - とくにヒトと動物との区別認識についての研究」
小松 和彦

展示批評 第5展示室 都市の大衆の時代

見える都市・見えない都市 安田 常雄

[展示・模型紹介] よみがえる風景 (2)

第2展示室 「東国と西国」『武士の館』 水藤 真

[連載]真の部屋 第2回 魏志倭人伝の考古学

木弓短下長上竹箭或鉄鏃或骨鏃 佐原 真

歴博かわら版

表紙