刊行物

歴史系総合誌「歴博」

歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第71号 1995年6月20日発行

第71号 1995年6月20日発行
[特集 現代社会と歴史学] ヒト、戦いをはじめる
連載 歴史の証人〈館蔵資料紹介〉
写真構成:弥生人と戦さ/近代戦争と民衆

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表紙解説

「紙本著色前九年合戦絵詞(しほんちゃくしょくぜんくねんかっせんえことば)」部分(重要文化財)
国立歴史民俗博物館蔵

紙本著色前九年合戦絵詞

11世紀中ごろ、陸奥守(むつのかみ)源頼義(みなもとのよりよし)と陸奥国の安倍(あべ)氏との間で戦われた前九年の役の経過を描いた絵巻物。鎌倉時代、13世紀末期の作品と推定されている。表紙は頼義の長子義家(よしいえ)の放った矢が前方馬上の敵将の喉元を射抜き、この敵将が馬から落ちる場面。白馬にまたがり、きらびやかな赤糸縅(あかいとおどし)の鎧を身につけた武者が義家。八幡太郎義家の名で知られ、弓の名手であったと伝えられている。絵巻の筋を語る書物によると、敵将は断末魔の叫びを残して討死、馬は暴れ、逃げ去ったという.

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目次

巻頭エッセイ - わたしのつくってみたい博物館

「写真」をあつかうということ 金子 隆一

歴史の証人〈館蔵資料紹介〉

写真構成:弥生人と戦さ/近代戦争と民衆 編集部

[特集 現代社会と歴史学] ヒト、戦いをはじめる

ヒトはいつ戦い始めたか 佐原 真
軍縮と軍拡の奈良時代 下向井 龍彦
武芸者 稲富一夢の実像 宇田川 武久
Column[戦争]
「戦争」研究と歴博
鹿野 政直
千人針の思想 色川 大吉

歴博対談 (1)

新しい歴史像への挑戦 網野 善彦/石井 進

書評

『中世都市十三湊と安藤氏』 綿貫 友子

展示批評 第2展示室 民衆の生活と文化

「十年の歳月」 川崎 千鶴

[展示・模型紹介] よみがえる風景 (1)

第3展示室「都市の繁栄」 『江戸橋広小路』 湯浅 隆

[連載]真の部屋 第1回 魏志倭人伝の考古学

兵は矛・楯・木弓を用う 佐原 真

歴博かわら版

表紙