刊行物

歴史系総合誌「歴博」

歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 560円、年間購読料 4,500円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第128号 2005年1月20日発行

第128号 2005年1月20日発行
[特集] 人・モノに出会う場-「フィールド」ワーク再考
連載「歴史の証人-写真による収蔵品紹介-」
「和宮ゆかりの雛と人形」

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表紙解説

中国・雲南省の棚田と人びとの暮らし

棚田 人びとの暮らしのひとこま

1)中国・雲南省の棚田(写真上) (紅河州の村にて、2003年12月)
2)人びとの暮らしのひとこま(写真下)
(紅河州の町や村にて、2003年12月~2月)

棚田は景観の美しさもさることながら、本来、 人びとの具体的な生活の場としてこそ価値をもつ。
1)雲南省南部の棚田の風景。棚田からは米に加えてタウナギや蛙(かえる)、 野草などがもたらされ、人びとの食卓に彩りをそえる。
2)上:市(いち)で買いものをするヤオ族の女性。数日に一度、開かれる定期市は、 多彩な産物とともに祭りのようなにぎやかさにあふれている。 中:整形した経糸(たていと)を巻きとり、筬目(おさめ)に通すハニ族の女性。 染織の作業では織りはじめるまでの準備に手間がかかるが、 それゆえ女性たちが共同で作業する場面も多い。 下:ハニ族の村で飼われているブタ。鼻の周りのしわが特徴的である。

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目次

[特集] 人・モノに出会う場-「フィールド」ワーク再考

出会いの場としての「フィールド」-その可能性 吉村 郊子

歴史の証人 写真による 収蔵品紹介

和宮ゆかりの雛と人形 澤田 和人
牡丹唐草文蒔絵雛道具 日高 薫

[特集] 人・モノに出会う場-「フィールド」ワーク再考

歴史学のフィールドワークと「現在」 白水 智
史跡を活用した地域創造の実践 若狭 徹
現地・メディア・身体-皆月山王祭の「フィールドワーク」から 川村 清志
一枚のビラからの構想力 安田 常雄
[コラム] モノと過去/リアリティとアクチュアリティ
-ビルケナウ収容所跡の草原で-
寺田 匡宏
[コラム] 人が「語る」ということ 吉村 郊子

歴史への招待状

「東アジア中世海道-海商・港・沈没船-」 小野 正敏

研究者紹介 〔その16〕

民俗学者にとってフィールドは仕事か? 安室 知

書評

藤尾慎一郎 著 『弥生変革期の考古学』 甲元 眞之

自著紹介

国立歴史民俗博物館 編 『中世寺院の姿とくらし 密教・禅僧・湯屋』  
国立歴史民俗博物館資料図録3 『紀州徳川家伝来楽器コレクション』  

教室から博物館へ

「モノ」との出会いから、「人」との出会いに 楳澤 和夫

れ・き・は・く・井・戸・端・会・議

〔歴博かわら版〕

表紙